ヘルパーの登録や検索から求人情報まで「介護」のことならウェルソル株式会社

ウェルソル株式会社

お電話によるお問い合わせ 03-6300-5257 【営業時間】9:00〜18:00(土日・祝除く)

お知らせ

お知らせ

“介護の仕事はすごい” 家庭科で学ぶ独自教材を製作 18年度全県立高導入へモデル授業/兵庫

2017.04.26

毎日新聞 

https://mainichi.jp/articles/20170425/ddl/k28/100/435000c

県は、県立高校の家庭科で高齢者の介護を学ぶ独自教材を製作した。A4判1~3ページに答えを書き込むワークシートで、「介護離職」など深刻な現状から「親を介護する」など身近な課題まで全18テーマ。高齢化の進展で不足する介護職に関心をもってもらうのが狙いだ。今年度中に5校でモデル授業を実施し、2018年度に全ての県立高校で導入を目指す。

 県立高校の家庭科では「福祉」のテーマで高齢者の介護や暮らしを教えている。国は15年、「団塊の世代」が全て後期高齢者(75歳以上)となる2025年に介護人材が全国で約37・7万人、県内で2・3万人が不足するとする推計を発表。県が危機感から独自教材づくりに乗り出した。

 18テーマのワークシートのうち、「超高齢化社会」をテーマにしたものが六つ。県内の市町別の高齢化率をデータで紹介した上で自分の住む地域の将来を考えさせる▽高齢になると心と体にどんな変化があるか書き込ませる▽高齢者にインタビューする--などがある。

 さらに、高齢者の介護を深く考えさせるものが5テーマ。親の介護が必要になった場合、自分でするか施設に入ってもらうか選択する▽老老介護の殺人事件の新聞記事を読み対策を書き込む▽介護離職をなくす方法を考える--などだ。

 その上で、介護サービスを学ぶのが7テーマ。ケアマネジャーになってどの介護サービスを提供するか考えさせるほか、「介護の仕事ってスゴイ!」というDVDを見て感想を書くワークシートもある。授業では18テーマのうち一つを選んで使用。今年度のモデル授業で課題があれば改善していくという。【井上元宏】

〔神戸版〕