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介護って、どういう時に必要なの?

2017.06.13

読売新聞 2017年6月13日

 

生活の手助け必要な時に

 

 介護って、どういう時に必要なの?

 

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介護ってどういう時に

必要なの?

 Q 介護って何をすることなの? 寝たきりの人が利用するのかな。

 A 介護というとスプーンで食事を食べさせたり、おむつを交換したりする様子を思い浮かべる人が多いかもしれないね。でも、それだけではないよ。

 2000年に始まった介護保険という制度があって、市区町村に申し出ると介護サービスが受けられるんだけど、その中には、着替えや入浴がちょっと難しくなった、家の掃除や買い物などがうまくできなくなったなど日常生活の困りごとを手助けすることも含まれる。認知症の症状が進まないよう気遣ったり、健康状態を確認したりするのも、介護をする人の役割だよ。

 どんな介護がどれぐらい必要かは、お年寄りの生活の様子を見て判断する。

 Q へぇ。ずいぶん幅広いのね。そんなに手厚いのなら安心だわ。

 A でもね、過剰な手出しをすると、かえってお年寄りを衰えさせかねないから、見極めが難しいんだ。

 例えば、足腰が弱ってきたお年寄りを、安易に車いすに乗せて介護するのはどうだろう。手を貸すのは立ち上がる時だけにして、できるだけ自分の足で歩き続けられるようにしたほうがいいんじゃないかな。

 施設に出かけて筋力トレーニングやレクリエーションをするデイサービスや、福祉用具のレンタル、自宅に手すりなどをつける住宅改修なども利用して、お年寄りの自立した暮らしを支えることも大切なんだ。

 Q なるほど。介護サービスは誰でも受けられるの?

 A 受けるには、市区町村から「要介護」や「要支援」の認定を受ける必要がある。お金は原則として、費用の1~2割を負担すればよくて、残りは税金と40歳以上の人が払う保険料から支払われるよ。

 ただ、困ったこともある。お年寄りが増え、介護保険が始まった頃は年間3・6兆円だった介護費用が、今では10兆円を超えているんだ。費用の増加を抑えるためにも、元気でいてもらうための支援やサービスが、ますます大切になりそうだね。(大広悠子)

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https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170605-OYTET50007/#csidx69356c2289935af8e2300cdda1495eb
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